主な豆の種類
種類 | 原産地 | 焙煎 | 風味 | |
モカ | イエメン | ハイロースト、シティロースト | 特有の果実の様な香りがあり、独な強い酸味を持ち、甘みとこくがある | |
キリマンジャロ |
タンザニア | ハイロースト、シティロースト |
強い酸味と甘い香りと上品な風味・コクが特長。ストレートがお薦め | |
マンデリン | インドネシア | ハイロースト、フルシテイロースト |
苦味とこくを中心としたバランスの良い味わい。まったりしたコクのあるやわらかな苦味特徴 |
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ブルーマウンテン | ジャマイカ | ミディアムロースト、ハイロースト | 気品あふれる香り、コク、しっとりとした甘みと、正にコーヒーの王様にふさわしい味わい |
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コロンビア エメラルド・マウンテン | コロンビア | ハイロースト、シテイロースト |
コロンビア特有の甘い香りと深いコク。そして確かな甘味を兼ね備えた最高級ウォッシュドアラビカコーヒー。
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ハワイ・コナ | ハワイ | ハイロースト、フルシテイロースト |
強い酸味を持ち、ブレンドに用いると良質な酸味
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グァテマラ | グァテマラ | ハイロースト、シテイロースト |
フルーティーな甘い香り、苦味のバランスが良く、酸味が少し強めのコーヒー。ストレートがお薦
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ブラジル・サントス | ブラジル | ハイロースト、シテイロースト |
ほどよい酸味と苦味があり、香りが高い。ブレンドのベースとして欠かせないコーヒー
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■保存
生豆の場合
直射日光や高温多湿を避け、紙袋やダンボール箱など豆が息をできる状態で保存してください。酸化の心配もなく、1~2年はおいしくいただけます。
焙煎済みの場合
酸化を抑えるため、遮光性の高い密閉容器に小分けして入れ(容器ならできるだけ詰めて、袋なら充分空気を抜いておく)、直射日光の当たらない冷暗所に保存します。長期保存には冷凍、短期保存には冷蔵庫を使うといいでしょう。ただし、品質が保持できるのは、豆の状態で冷凍1~2ヶ月、冷蔵約1ヶ月。挽いたものは冷凍1ヶ月、冷蔵2週間程度が限度です。
■アウトドアで焙煎する
豆の選別
きれいな豆だけをハンドピックする。ブラジルあたりがお薦め。
豆を煎る
豆を転がし満遍なく焙煎する。焙煎時間は10~20分ぐらい。3~5分ぐらいでチャフ(薄皮)がむけて、硬かった音が柔らかくなる。~10分チャフが焼けて飛び散る。少しづつキツネ色にかわる。~15分焙煎の色が焦げ茶色になり、そろそろハゼがくるので注意する。~20分ハゼが終わり黒に近い焦げ茶色で深煎り状態。焙煎が進まぬようすぐにうちわか何かで冷やす。(爆ぜる=はぜる=飛び散る)
・ライトロースト 1爆(ハゼ)半ばの状態 青臭い。
・シナモンロースト 1ハゼの終了あたり 青臭い、あまり飲まれない。
・ミディアムロースト 1ハゼと2ハゼの間のうちの前半 酸味が強く苦みがほとんどない。
・ハイロースト 1ハゼと2ハゼの間のうちの後半 酸味が十分に残る。苦みが出てくる。香ばさが感じられる。
・シティロースト 2ハゼが始まる直前あたり 酸味と苦みがバランスのとれた状態。豊かな味やコクがある。
・フルシティロースト 2ハゼが始まったあたり 酸味が弱くなり、苦み強い状態。豊かな味やコクがある。
・フレンチロースト 2ハゼの途中又は終了直前 酸味が消えて苦みが強くなる。豆の色は茶色よりも黒に近い。
・イタリアンロースト 2ハゼ終了以降 酸味はなく、濃厚な苦み。豆は黒く、油で光っている。
豆を挽く
ハンディミルで豆を粗挽きする。メッシュ(挽いた豆粒の大きさ)は粗挽きになるほど味が軽い。細挽きになるほど味が重くなり苦味が増してくる。アウトドアでは深煎りがちになるので粗挽きがお薦め。
珈琲を淹れる
お湯が沸騰したら少し時間を置いて真ん中をくぼませ粉の上にゆっくりお湯を落とす。お湯が行き渡ったら30秒ほど蒸らす。次に粉がひたひたになったところにお湯を少しづつ注いぐ。(ドリップ方式)